恒例となった「春咲 harusaki」展。今春は内田裕太と、長野史子が新しく出展します。
内田裕太は、京都の伝統工芸大学校で陶芸を学び、2013年から栃木県益子で制作をスタートさせた若き陶磁器作家です。
黒錆のマットな質感の器と、自然の中で感じる色をイメージした器を制作し、素直な作風で使い手の心をつかみます。
十河隆史は、瀬戸内海を臨む岡山県玉野市に工房を構え、全国で作品展を開催する実力派の陶芸家です。
上品で繊細な逸品から日常使いの器に至るまで、真摯に制作された十河作品は信頼を生み、多くのファンを魅了しています。
長野史子は、名古屋でテレビの美術演出をしながらガラスを学び、研鑽を積みつつ作品展を開催し、多くの受賞歴をもつ作家です。
ガラスが見せる柔らかい表情と硬く尖った表情を巧みに演出し、デザイン性に優れた作品を制作します。
新年度が始まり何かと忙しい毎日です。新しいスタートを契機に、器も新しくしてみてはいかがでしょう。作家の手から生まれた作品が、仕事に疲れた心身を癒したり、新たな関係性を築いたり、何かにチャレンジする勇気をくれたり。毎日の生活に安心感をもたらして、みなさまのお役にたてることを願っています。(作家敬称略ご容赦)
3人の作家の200余作品を展示販売しています。入館は無料です。