2018年1月3日(水)~2月25日(日)
①1月3日(水)~8日(月) 連日開館
②1月9日(火)~2月25日 金土日曜・祝日に開館
開館時間 10:00~17:00
出展作家
atelier 09(手縫い皮革) Atelier Wald (彫金)
鈴木りんいち(現代美術) 土屋 章(ガラス)
長谷川正治(陶器) 藤田素子(ガラスペン)
古河 郁(絵と本) 松原幸子(鉱物とガラス)
「書斎」という空間には、その人の考えや好み、性格、癖、人生の軌跡などが、匂いとなってこびりついています。例えば、或る人の書斎は、夜になると独りだけの映画館、スコッチウヰスキーの薫香が漂います。文学を好む人の書斎なら、本の黴臭さ、インクや紙の匂いが漂い、書籍を読む、文字を書く行為の匂いがこびりついている。紫煙の燻り、珈琲やお茶、お菓子の甘い匂いが漂う空間もあるでしょう。
というように、文学的な、科学的な、博物的な、芸術的な、音楽的な、映像的な等々、或る人の〇〇的な「書斎」を想像し、作家は自身の思考と嗜好から制作される作品を以て、その人の「書斎」に漂うほのかな匂い、こびりつく匂いを創ります。
何かを作ったり、研究する空間、何事か悪だくみを企てる空間、コレクションを愛でる空間など、「書斎」はその人ならではの秘密基地。勿論、広義的に家事室、勉強部屋、隠れ家、アトリエ、ラボラトリーなどに置き換えるなどし、独創的に「書斎」を考えてくださって構いません。みなさまも居心地の良い秘密基地をお作りになりませんか。
ギャラリーシュタイネ
〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明7360-17
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