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好評開催中のテーマ展「キネマの展示≪第2幕≫於シュタイネ座」は、「映画」を独自の切り口でカタチにした10人の作家の展示会です。館内には、作家が選んだ映画と作品への思いを掲示して、お客様にお愉しみいただいております。陶芸家3人の作品の中から数作をセレクトしてご紹介します。 有吉 亙 Wataru Ariyoshi 『男はつらいよ』 寅さんの旅先でのシーンを思い浮かべるとき、何故か秋の夕焼けのシーンが思い浮かびます。夕日をバックに一人大きなカバンをぶら下げて歩く寅さんはもの悲しげで、少しだけ現実の世界に近づいてきてくれた様な感じがします。そんな時、自分も旅に出れば何処かの夕日の中で寅さんに出会えるのではという気になります。 今回の展示作品に描いた絵は実際の映画には無いシーンです。中にはスカイツリーのようなものが描いてあるものもありますが、映画が撮影された年代には当然存在しません。 しかし、なぜだか今も寅さんは何処かを旅している気がします。たぶん私自身が寅さんのように旅をして生きていけたら良いのに、またそれが許される世の中だと良いのにと思っているからでしょう。だから、自分にとって「男はつらいよ」は特別で大切な映画になっているのだと思います。 ウエダキヨアキ 二度目の「キネマの展示」。自分の中で印象に残っている映画のシーンを選んで記憶を辿って形にしてみました。 『カプリコン1』 映画の後半に出てくる赤い飛行機とヘリコプターの追跡シーンが面白い。まるで「紅の豚」でのポルコとカーチスの空中戦みたい。この赤い複葉機のパイロットはテリー・サバラスが演じていた。テリー・サバラスの主な声優とポルコの声優は同じ森山周一郎。テリー・サバラスといえば「刑事コジャック」。ポルコとコジャックはいつもトレンチコートにボルサリーノハット。これは、きっと宮崎駿監督は「カプリコン1」に感動したと信じたい。 『潜水服は蝶の夢を見る』 印象的なタイトルに惹かれて観た映画。 左目しか動かすことが出来なくなった主人公の、蝶のように自由に飛んでいきたいという思いを象徴しているのか、海辺で車椅子に座っている姿と海の底で潜水服を着て漂う姿。 この映画を思い出す時にいつも重なり合って浮かぶシーンを自分流に表現してみた。 『荒野の七人』 テレビで放送された時にセリフ(もちろん吹き替え)をカセットテープに録音し、何度も繰り返し聞いてセリフを覚え、友達と「荒野の七人」ごっこをよくやった。 七人の中で一番格好よくて好きだったジェームス・コバーン。 彼のナイフは下手投げだから下から斜めに刺さる。(金属部分‥‥真鍮) 『ニュー・シネマ・パラダイス』 昨年天国へと旅立った愛犬の名前がこの映画の主人公の名前『トト』だった。 それぐらい思い入れのある大好きな映画。 私も『トト』を自転車に乗せて走ってみたかったなぁ。 <第一幕>では陶作品、今回<第二幕>では絵画作品で再び挑戦。 LIVINGSTONE 笹本雅行 Masayuki Sasamoto 『ヒューゴの不思議な発明』 昨年の夏、たまたま入った喫茶店で、不思議な本に出会いました。分厚い本ですが、すべて鉛筆描きの絵で、台詞が全く入っておらず、ぱらぱらとめくっただけではどんな内容なのかが掴めませんでした。本の題名も覚えていません。 今年、テレビの映画番組で題名を見たとき、ふと、あの本が映像化されてものでは、と思って見ると、間違いなくそうでした。 「映画の草創期、マジシャンから映画監督に転身し、驚異の映像でブームを巻き起こし、やがて忘れ去られた一人の男。名声も映画フィルムの全ても失われたが、映画のために作った機械人形だけが博物館の物置に動かぬまま眠っていた。ヒューゴの謎解きの冒険は、やがて、この人物と幻のフィルムの発見に繋がってゆく」 映画の場面と言うよりも、人形と機械の組み合わせにインスピレーションを得て自由に作品を作りました。 キネマの展示≪第2幕≫於シュタイネ座 9月30日(日)まで開催 10:00~17:00 休館27日(木) ギャラリーシュタイネ 〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明7360-17 tel/fax0263-83-5164 http://www.steine.jp
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| 2018-09-22 12:31
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