恒例の「春咲 harusaki」展がスタートしました。今春の出展作家は、馬川祐輔、金澤尚宜、廣瀬絵美の3人。陶とガラスの、器を中心とする作品展です。
馬川祐輔 Yusuke Umakawa は、兵庫県篠山市に工房を構える陶芸家。芸術大学で陶芸を専攻した後、多治見市陶磁器意匠研究所に進み腕を磨きました。
ポップでカラフルな色調と、一目で馬川作品と判る独創的な造形の器やオブジェを制作します。
金澤尚宜 Naoki Kanazawa は、熊本県天草市に江戸末期より続く丸尾焼窯元の後継者の一人です。
チャレンジ精神が旺盛で、釉薬が醸し出す美しい表情と色調を探究し、天草の海や、地球の色の重なりを穏やかに器に表現します。
廣瀬絵美 Emi Hiros は、美術大学卒業後、郷里の富山ガラス造形研究所でガラスを学び、昨年より金沢卯辰山工芸工房で技術の研鑽に励んでいます。
自ら調合した金属粉末を溶かし発色させたアンティークブラウンのガラス器を発表しています。
3人は30~35歳の若き作家たち。誰もが探究心が強く、チャレンジ精神に溢れ、作家として生きる覚悟を持って制作しています。作家たちが思い切り創造性を発揮できる展示会、それが「春咲」です。
「春咲 harusaki 」は、4月5日(日)まで開催
開館時間 10:00~17:00 木曜休館
出展作品は3人合わせて約250点、作品は販売しています。
ギャラリーシュタイネ
〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明7360-17
tel/fax0263-83-5164
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