「笑い」の形態にもたくさんの種類があって、微笑、苦笑、嘲笑、爆笑、嬌笑、泣き笑い、馬鹿笑い、笑い転げる。「笑」という文字を含まなくても、口元が緩む、相好を崩す、吹き出す、顎を外す、腹を抱えるなど。

クスクス、ニヤニヤ、ニコニコ、ヘラヘラ、ゲラゲラ、ニタァ、クスリ、ウッシッツ~、カンラカラカラ~などと笑いを表現しますが、これらは擬態語ですから、実際はそんな風に笑っていません。たいがい「WaHaHa」「HiHiHi」「FuFuFu」「KuKuKu」の類でしょうか。

このように「笑い」は喜怒哀楽のどれもに当てはまる行為です。が、ひとつ間違うと大顰蹙を買う可能性と隣り合わせです。良質な「笑い」は人をリラックスさせ、ココロを癒し、和やかな雰囲気を醸し出し、悲しみを吹き飛ばし、困難に立ち向かう勇気や生きる希望を与えてくれます。

ならば作家はどう「笑い」を造形し、人々のココロをくすぐることができるのか。そんな発想で企画したテーマ展が「笑ひの擬態」で、本展はシリーズ3です。

出展する5人は、金属や磁器土、廃物などを素材に、独自の切り口でテーマを捉え、ユーモラスな造形を制作しているアーティスト。

ご覧になった方々は、どんな笑いの形態を受け入れたり、拒んだりするのでしょう。本展がさまざまな「笑い」を感受する笑劇場となる光景を想像しています。

造形展「笑ひの擬態」は、9月25日(日)まで開催。
10:00~17:00 木曜休館
※掲載写真(9/2撮影)には販売済みの作品があります。
※オンライン等による販売はいたしておりません。

ギャラリーシュタイネ
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