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現代美術:角 文平 Bunpei Kado ![]() 自然と人間の関係性をコンセプトとした「野生の記憶」シリーズと、植物の生きる現代社会の中での環境をテーマにした「球根シリーズ」を主に展開したいと考えております。 ![]() 人間の生活の中で住空間に花や草木を切り取ってかざることは、生活の安らぎやゆとりを与えてくれて、素敵な習慣だと考えています。しかし、同時にそれは人間が植物という生き物の命やその一部を奪い、生と死のドラマを作り出している行為であるとも捉えられると思います。 ![]() それだけに花器やそれを取り巻く空間がどうあるべきか、あるいは本当にそこに花が必要なのかにいたるまで、真摯に考えるべきなのだと思います。 ![]() 生けるものと朽ちていくもの、生と死の対比の中に美しさはあるのだと思う。 ウィーンの朝にたまたま出会ったゴミ箱に突き刺さった花束は、花瓶にいけたものよりも美しかった。 ![]() ▲
by steineblog
| 2015-04-30 23:14
| 作家・作品・展示のこと
陶:十河隆史 Takashi Sogou ![]() 僕の暮らす瀬戸内の沿岸部は一年を通じておおむね穏やかな気候で雪が降ることも無く、一年を通して色々な草木を楽しむ事ができます。そんな田舎の工房で籠りっきりになりがちな毎日の運動不足の解消と気分転換を兼ね、近所を散歩するのが日課となっています。そこで目にする名前も分からない草木の姿に心和まされ、自然とそんな草木を生ける花入れを作ってみたいと思うようになりました。 ![]() 若い頃から茶道を続けてきた手前、制作に当たっては無意識に床の間のサイズ感が自分の中にありました。以前都会の展示会でそんな花器を展示した時の事でした、お越しになられたお客様からマンションでの暮らしに床の間の様な空間は無いと言われ「ハッ」としました。それは自分の手前勝手な思い込みを痛感させられた瞬間でした。 ![]() 今回KADOH展ではその時の反省から普段の暮らしの空間にすっと入っていけるサイズであること、花を入れない時でも静かな存在感を放つカタチであることをテーマとしました。そんなコンセプトから生まれたものたち、多くのお客様に愛でていただければ幸いです。 ![]() 陶:中嶋寿子 Toshiko Nakajima ![]() 植物が好きだ。道端に咲く野花を摘んだり、花屋で気に入った花を選んだりして、わりといつでも、我が家の玄関先には植物が活けられている。家のなかに植物があるというのは、住人以外に、もう一つ、べつのいのちが生きているということだ。 ![]() 植物は目に見えない電波のようなものを発している。その波動は、草花の種類によって様々だけれど、住人の私は何度もそのささやかな波動に助けられてきたような気がする。優しくたおやかな波動、妖艶で美しい波動、ラララ…と唄うような儚くも可愛らしい波動。いつもそんな波動を感じたくて、少しずつだが、お気に入りの花器も集まってきた。 今回は花器を制作する立場なので、私が草花だったらどんな花器に活けられたいかな、と想いながら、二種類の花器をつくりました。 ![]() ひとつは、花背負い(花しょい)鳥。 草花を入れると、鳥が花を背負って水面をたゆたうような、そんな場面が家のなかにあったら愉快だな。 もうひとつは、陶土の自然に見せる表情をみつけ、そのテクスチャーをそのままに、花器に仕立てました。 活けたときに、草花たちが育ったであろう土のにおいを感じることができたら良いなあ。と、心の隅で願って。 ![]() 金工:藤田有紀 Yuuki Fujita ![]() 金属という冷たい無機質なものから力強い花が伸び伸びと生える美しさ。どこか懐かしいような、あたたかいような、やさしい気持ちになれるような存在になれる一輪挿しを目指しました。 ![]() 「タイムマシン花器」「ある風景」は金属らしい無機質感を出し、 「オカリナの丘」は金属のできる限りのあたたかみのある表現を出して、同じ金属から作りだしたものでも全く違う表情になりました。花を生けた時にもそれぞれ違う雰囲気が楽しめます。 ![]() ▲
by steineblog
| 2015-04-29 02:37
| 作家・作品・展示のこと
鉄・デザイン:SHOPE-N / 今井 みのり ![]() この作品は、小枝やドライフラワーのための花器です。枝器(えき)とでも言っておきましょう。花は確かに美しいですが、道端に落ちている小枝なども、時折とても魅力的に見えます。きれいに油焼きされた鉄も美しいですが、自然に錆び付いた鉄もまた、魅力的です。 ![]() 日々の帰り道、お気に入りの小枝を見つけて、この鉄に生けてみてください。となりに、同じ道すがら拾った小石などを並べてみてもいいかもしれません。きっとそれだけでも、自然が家の中まで入り込み、どこか温かく柔らかい空間が生まれると思います。 ![]() 陶:馬川祐輔 Yuusuke Umakawa ![]() 花と器。 花は花で存在している。 器は器で存在している。 どんな花も似合う器より 個性と個性、相性がある方が楽しい。 ![]() 「この花に似合う器はどんなんやろう?」 「この器に似合う花はどんなんやろう?」 仲良くしてもいいし、ケンカしてもいい。 あっ、楽しくなってきた。 ![]() ガラス:尾形かなみ Kanami Ogata ![]() 小学生の頃、好奇心から華道を習いたいと希望し両親の知り合いの方に頼んで実現しました。基本形から応用の“型”や花器による花材の扱い方の違い等、夢中で習いました。一通り学んで入門免状を取得した時に「自分がどんな花材や花器を選ぶか、後はセンス次第なのではないか」という考えが浮かび、華道を習うことを辞めてしまいました。 ![]() しかしその時の考えは今のガラス作品作りや日常生活において何を選ぶか判断する際に「自分の感覚次第」という基準を自分の中に植え付けたのではないかと思います。 自分がよいと思った花を自分の思うままに活ける。そんなシーンの中、私の作ったガラスも誰かの琴線に響いて使って頂けたら幸いです。 ![]() ▲
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| 2015-04-29 01:40
| 作家・作品・展示のこと
![]() 遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけむ 人はどんな時にどんな心情で 草木に遊び、花に戯れるのか 2015年4月25日(土) ~ 5月31日(日) 10:00~18:00 木曜休館 今井みのり(鉄・デザイン) 馬川祐輔(陶) 尾形かなみ(ガラス) 角文平(現代美術) 十河隆史(陶) 中嶋寿子(陶) 藤田有紀(金工) ▲
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| 2015-04-20 01:31
| 企画展示案内
![]() 珈琲:「アーバンライフ」urban life 「みめよきうつわ」はスタイリッシュで都会的なブレンドがぴったし似合います。 ケニア、タンザニア、パプアニューギニアの豆をブレンドした、 爽快なアーバンライフを感じさせる深煎り珈琲です。 紅茶:アニバーサリー ANNIVERSAIRE ギャラリーシュタイネの誕生日は2003年4月20日。 誕生月の今回は、クリームやラズベリー、バラの香りをミックスした、 バースデーケーキを思わせる紅茶をセレクトしました。 フランス・FAUCHON社のフレーバーティーです。 珈琲の器:「漆器のカップとプレート」城崎月甫 紅茶の器:「みかげ 丸いマグ」 「こげ茶 プレート」藤田千絵子 木片の匙:「デザートスプーン」菅原博之 一輪挿し:藤田千絵子 ▲
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| 2015-04-11 10:58
| カフェ的演出空間
「素朴で使いやすい器」を心がけて、一つひとつ丁寧に制作しています。日々の生活に寄り添える静かな存在となれれば嬉しいです。無理のない、無駄のない佇まいを心がけています。 ![]() 【刷毛目の器】 土の、あたたかみのある雰囲気が表現できればいいなと思っています。白化粧を刷毛で施していますが、過度にならず余計なものを加えない装いで、素朴でありたいと思います。 ![]() 【黒土、こげ茶の器】 金属(鉄やコバルトなど)の含まれた土に、金属質(マンガンなど)の釉薬を施しています。「一見、土には思えない」と言われることがあります。 ![]() 【みかげの器】 比較的硬質で、また汚れが付きにくく扱いやすい器です。艶のない質感を表現できる釉薬を調合し施しています。 ![]() 【磁器の器】 磁器の中でも白磁が好きです。白にもいろいろな白がありますが、柔らかく優しいこの土の白が特に気に入っています。ただ磁器土の扱いはとても難しく、未熟な自分にはなかなか思うようにいかず・・・。磁器の制作はしばらく振りとなってしまいましたが、素材の良さを感じていただけると嬉しいです。 ![]() 制作工程においても、土がどんどん表情を変えていくところは面白く愛おしいです。どんなに凛と仕上げた生地でも、焼成工程を経るとぷりっと柔らかい雰囲気が現れるところがまた可愛いです。 ![]() 薄く作ることができる点も磁器ならではの特徴です。 ![]() ▲
by steineblog
| 2015-04-10 00:15
| 作家・作品・展示のこと
蒔地という技法を用いて作られた器は、多少ぶつけたりしても凹んだり傷が付いたりしないので、普段使いの器に最適です。 ![]() 艶消しに仕上げていますのでお料理がとても映えますし、軽いのでとても洗い易いです。それに素地が木なのでお料理が冷めにくいです。 ![]() 陶器とも一緒に使えますので、ぜひ食器棚の仲間に入れていただきたいです。 ![]() いろいろな色の漆を塗り重ねて、研ぎ出して景色が出るようにしています。 ![]() 僕は自然釉のかかった焼き締めの表情や海の中の多様な景色など、無作為な美しさが大好きです。いろいろと試行錯誤の末、最近辿り着いたひとつの結果が当作です。どうぞお手にとって、木と漆が織り成す風景をお愉しみください。 ![]() ▲
by steineblog
| 2015-04-09 23:32
| 作家・作品・展示のこと
![]() 城崎月甫は、滋賀県長浜市に工房を構える若き漆芸家です。 ![]() 輪島塗や木曽塗などの伝統工芸漆器は、いくつもの工程を何人かの職人の手を経て仕上げますが、 ![]() 城﨑は自ら轆轤で木地をひき、漆を塗って、全工程を一人で制作しています。 ![]() 漆の色は、落ち着いた黒色や朱色、渋い銀色、くすんだ鉄のような色の他に ![]() グリーンやブルーの明るい色彩もあり、 ![]() ゆがんだカタチも、色も、質感も、何ら違和感なく受け入れることができる漆器です。 ![]() 漆を塗り重ねた「研ぎ出し」は、試行錯誤が生んだ逸品です。 ![]() 藤田千絵子は美術大学を卒業後、窯業高等技術専門校で陶芸を学び、安曇野市明科に工房を構える陶芸家。当ギャラリーの常設作家の一人です。 ![]() 藤田作品の魅力はシンプルなデザインと使いやすさ、そして清潔感。 ![]() さりげない存在感が盛り付けた料理を引き立たせます。 ![]() 女性ならではの感覚が、バリエーション豊かに、オシャレでやさしい器を生み出します。 ![]() 本展では、刷毛目、黒土、こげ茶、ミカゲの器に加えて、 ![]() シャープな磁器にもチャレンジしています。 ![]() 新年度が始まり何かと忙しい毎日です。新しいスタートを契機に、器も新しくしてみてはいかがでしょう。 ![]() 本文中では作家の敬称を略しています。 ▲
by steineblog
| 2015-04-09 22:56
| 作家・作品・展示のこと
![]() 2015年4月4日(土) ~ 4月19日(日) 10:00~17:00 木曜日休館 漆器 城﨑月甫 陶磁器 藤田千絵子 城﨑月甫は、自ら木地をひき、漆を塗り、シンプルでモダンなフォルムの漆器を作ります。藤田千絵子は、 シャープで美しく、やさしい手触りの陶器と磁器を作ります。爽やかな朝のテーブルに、ちょっと遅めのランチタイムに、一日の疲れを癒す夕餉の食卓に、ナチュラルな器の組み合わせはいかがでしょう。 漆器と陶磁器、200作品を展示販売しています。入館は無料です。 ▲
by steineblog
| 2015-04-05 14:57
| 企画展示案内
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